【レジャー(Ledger)ウォレットを使ったD'CENT ウォレットのリカバリ方法】

レジャー(Ledger)ウォレットとD'CENTは、ウォレットのリカバリにおいて同じBIP基準に基づいています。 しかし各ウォレットのサービスは 現在サポート対象のデジタル資産タイプ別のプライベートキー作成のために使われる、 ウォレット作成のルートが異なる場合があります。

下記図は、レジャーウォレットのニーモニックコード(リカバリコード)を使ってD'CENT ウォレットをリカバリさせ、レジャーとD'CENTとの各ウォッレットのアカウントアドレス(例:BSC & ETH)を比較したイメージ画像です。 (両方のウォレットサービスが作成したルートが同一であるため、BSCおよびETHアカウントのアドレスが同じく作成される)

🟨リカバリ可能な暗号資産リスト

下記の各暗号資産ごとのウォレット作成ルートは、レジャーとD'CENT相互が同じですので、 ニーモニックコードを使って同一アカウント(プライベートキー)をD'CENT ウォレット側に作成することが可能です。

  • バイナンススマートチェーン(BSC - BNB)

  • ビットコインキャッシュ(BCH)

  • コスモス(ATOM)

  • ダッシュ(DASH)

  • ドージコイン(DOGE)

  • イーサリアム(ETH)

  • イーサリアムクラシック(ETC) - D'CENT ウォレットにアカウント追加する際、 「Ethereum Classic - Legacy」を選択してください。

  • ホライズン(ZEN)

  • ポリゴン(MATIC)

  • ソラナ(SOL)

  • ステラルーメン(XLM)

  • リップル(XRP)

  • ジーキャッシュ(ZEC)

  • トロン(TRX)

🟨トークン暗号資産のリカバリ方法(例:ERC20、BEP20、TRC10など)

レジャーウォレットにもトークン資産が存在する可能性があります。トークン資産とは、Ethereum、Binance Smart Chain、Tron、Polygon 等といった、 EVM 交換ネットワークに存在するスマートコントラクトを介して ブロックチェーン・プロジェクト(サービス提供元)が直接開発したデジタル資産のことです。

各EVMの交換ネットワークには、トークン資産に対する基準が設けられており、トークン名を知っていると 「どのネットワークで発行されたトークンなのか 簡単に識別することができます。例えば、イーサリアムネットワークから 発行されたトークンの場合、'ERC20'と表示され、バイナンススマートチェーンネットワークに 存在するトークンは 'BEP20'、トロンネットワーク上に存在するトークンは'TRC10'および'TRC20'、ポリゴンネットワークのトークンは 'Polygon-ERC20'と表示されます。

仮にレジャーウォレットにETHコインとUSDTトークン(ERC20)を保存されているとしますと、この資産をリカバリさせるにはD'CENT ウォレットに2つのアカウントを 追加しなければなりません。先にイーサリアムアカウントを作成しETHコインをリカバリした後、続いて作成されたイーサリアムアカウントと紐づく USDT(ERC20)アカウントを追加することで当該アカウントが持っているUSDTトークンが表示されるようになります。

D'CENT ウォレットのサポート対象のコインリストは、↓下記のリンク先よりご確認いただけます。

対応コインリスト(令和6年、現在)

ご希望のトークンがリスト上に存在しない場合は、直接コインを追加することも可能です。 トークンの追加方法に関する詳細については、↓下記のリンク先よりご確認いただけます。

【カスタム型トークンの追加方法】

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