ここでは、リップルのアカウントにトラストラインのアカウントを追加する方法をはじめ、 Trust Asset (IOU)を受け取るためにトラストラインをアクティブ(オン)状態にする方法を記載しています。
① 「My Wallet」画面右下にある、「+」ボタンをタップしてトラストラインのアカウントを検索します。
② ここでは例として、Elysian (ELS)を追加します。 検索欄に「ELS」と入力して表示されたElysian (ELS) TrustLineをタップします。
③ 手数料を支払うアカウントを使って、リップルのアカウントを選択し「次へ」をタップします。
④ トラストラインのアカウント作成のために、「作成」ボタンをタップします。
⑤ トラストラインのアカウントが追加されたら、リップルのアカウント下部に並びます。
トラストラインをウォレットに追加しただけでは当該のアカウントにTrust Asset (IOUs)を受け取ることはできません。 暗号資産を受け取るためには、先ずトラストラインをアクティブ状態にしておく必要があります。
① 追加したトラストラインのアカウントを選択し、「受け取る」をタップします。
② この際、もしトラストラインが非アクティブ(オフ)状態である場合は表示されませんので、 「設定」からトラストラインをアクティブ(オン)状態にします。
③ トラストラインを設定すると、2 XRPが追加でロックされます。
④ トラストラインをアクティブ(オン)状態にするために、リップルのブロックチェーンネットワークへのメッセージを送金する必要があります。メッセージの送金時には少量の手数料(XRP)がかかります。パスコードまたは指紋認証を使って本人認証を行います。
⑤ トラストラインがアクティブ(オン)状態になたら、アカウントが表示されるようになります。
トラストラインは、アカウントに資産が残っている状態からでも非アクティブ(オフ)状態にすることができます。 また、ロック状態の2 XRPを解除するには、トラストラインのアカウントに残高を「0」にする必要があります。 (トラストラインのアカウントを非アクティブ(オフ)状態にする前に、当該アカウントの残高を「0」にしておきましょう)
※非アクティブ(オフ)状態のアカウントからは、資産の取り引きができませんのでご注意ください。
トラストラインのアカウントを非アクティブ(オフ)状態にすると、XRPLのアカウントにロック(Reserved)されていた、 2 XRP を再び使用できるようになります。
① 非アクティブ(オフ)状態にしたいトラストラインのアカウントを選び、「アカウントの取引詳細」をタップします。
② 画面右上のケバブメニュー(縦3点) をタップして表示される項目から「トラストラインを非アクティブ(オフ)化」をタップします。
③ システムメッセージを確認して「非アクティブ(オフ)状態にする」をタップします。
④ トラストラインを非アクティブ(オフ)状態にするために、リップルのブロックチェーンネットワークへのメッセージを送金する必要があります。メッセージの送金時には少量の手数料(XRP)がかかります。パスコードや指紋認証を使って本人認証を行います。
⑤ トラストラインのが非アクティブ(オフ)状態になっている場合、「現在、トラストラインが非アクティブ(オフ)状態になっています」とのシステムメッセージが表示されます。
アカウントの非表示モードにする方法は簡単です。
① 「My Wallet」から非表示モードにしたい、トラストラインのアカウントを選択します。
② 「アカウント非表示」をタップすると、不可視状態の非表示モードになります。
リップル(XRP)ウォレットのアドレスをはじめて追加した場合、リップル側のポリシーにより初期仕様では非アクティブ(オフ)状態になっています。 リップルのウォレットアドレスをアクティブ(オン)状態にするためには、10 XRP 以上のリップルの購入、または他人からの譲渡を受ける必要があります。
同時にこれは、当該ウォレット内の10 XRPは、永久的ににロック(lock-up)されるという意味です。 もし 1,000 XRPを送金する場合、ロック金額の10 XRPを除く、「990 XRP」が実際送金可能な金額になります。
取引所で使われるリップル ウォレットは同一のアドレスを使用します。これは、全てのユーザーが同じアドレスを 使わせることで個人アカウントを識別するための固有識別番号(Destination Tag)を割り振って管理するためです。 また、取引所で作成したリップル(XRP)アカウントのアドレスに送金する場合、「Destination Tag」を 入力しなければ取引所のウォレットアカウントの方に送金することはできません。
リップル(XRP)の「送金」をタップすると、上記図のようにXRP送金Tag(9桁の固有番号)が表示されます。 画面下の部分で、取引所に存在するユーザーご自身のリップル用アカウントのアドレスを確認することができます。
取引所に存在するリップル・ウォレットアドレス宛に送金を行う場合は、 必ず Destination Tagを入力する必要があります。
D'CENT ウォレットのようにユーザーご自身によって作成されたリップル・ウォレットの場合は、 リップル・アカウントのみ存在し、Destination Tagは存在しません。
① スマホ版アプリ上で取引に使用する、リップル(XRP)アカウントの「送金」をタップします。 ② アドレス入力欄に受け取る側のアドレスを入力して取引所に存在するアドレス宛に送金を行う場合は、 「Destination Tag」を入力します。
取引所に存在するアドレス宛に送金を行う場合、必ずDestination Tagを入力する必要があります。 もし存在しないアドレス宛に送金を行ってしまうと金額が喪失してしまう恐れがあります。
D'CENT ウォレットを使って個人が作成したリップル・ウォレットアドレス宛に送金を行う場合、 相手がDestination Tagを別途指定してきた場合を除き、Destination Tagを入力する必要はありません。